2007 までは、順位を返す関数として rank が使われていましたが、
2010 からは、この rank 関数が、rank.eq と rank.avg に分かれました。
RANK.EQは、従来のrank関数と同じ使い方ができます。(2010には関数の挿入ダイアログからrank関数がなくなりました。)
RANK.EQ(数値,範囲,[順序])
順序に 0 を指定するか、順序を省略すると、範囲内の数値が ...3、2、1 のように降順に並べ替えられます。
順序に 0 以外の数値を指定すると、範囲内の数値が 1、2、3、... のように昇順で並べ替えられます。
RANK.EQ 関数では、重複した数値は同じ順位と見なされます。数値が重複していると、それ以降の数値の順位がずれていきます。たとえば、昇順に並べられた整数のリストがあり、そのリストに 10 が 2 度現れ、その順位が 5 であるとき、11 の順位は 7 となります (順位が 6 の数値はありません)。
利用者からのリクエストにより追加されたのが「RANK.AVG関数」だそうです。
この関数は同じ順位だった場合、順位の平均を計算する関数。
rank.avg の場合、たとえば 1 位が 2 つあるときに、順位は、1.5
と表示されます。
※Excel2010では、Rank関数も使用できます。2010ではRank関数が、互換性関数とよばれているそうです。